クラシック音楽に親しむ

げんき巧房の大切なお仕事のひとつに

くらしき作陽大学・作陽短期大学で開かれる

演奏会(コンサート)を収録し、

地域のケーブルテレビ、玉島テレビ放送の

番組として毎月1回お届けする

作品づくりがあります

 

その作品のタイトルは

『作陽ミュージックギャラリー』

 

展覧会の絵画を鑑賞するように

様々なジャンルの音楽をとおして

玉島の地域に潤いをお届けしたいという思いから

平成23年(2011年)にスタートしました

 

日頃から研鑽を積まれている学生のみなさんや

音楽のみちへ巣立った卒業生の方々との

オーケストラ演奏、

時には超有名な音楽家を招いたコンサートなど

感動と迫力に圧倒される音楽に

毎回ふれさせていただいています

 

なかでも、先生方による

『ファカルティーコンサート』

(ファカルティーとは学部・学科の教職員のこと)

と銘打たれた演奏会は

圧巻のひとことです

学生たちや地域の方々へ〝極上の演奏〟を

披露しながら、自らも高みを目指す姿勢は

神々しくもあります

 

昨夜は今季初の『ファカルティーコンサート』が

くらしき作陽大学・作陽短期大学の

〝聖徳殿〟というホールで開かれました

 

ピアノ独奏で聴衆を魅了されたのは

講師の重利和徳先生です

 

ハイドンのソナタに始まり

ドビュッシーの森羅万象な旋律は

映像が浮ぶような豊かさ、

後半に演奏されたショパンのバラードは

〝超絶技巧〟そのもの

ほとばしる魂の響きに

心打たれる演奏会でした

 

アンコール曲は

重利和徳先生が、ここ数年好んで選曲されている

ドビュッシーの『月の光』

 

透きとおった空に浮かぶ月の輝き

その静寂な空気感までもが表現された

見事な名演で幕を閉じました

 

こちらの重利和徳先生のピアノ・リサイタルは、

玉島テレビ放送の番組

『作陽ミュージックギャラリー』で

11月の第4金曜日にお届けする予定です

 

と、記したところで

私のクラシック音楽好きのルーツを

ここからお届けする予定でした

紙面が残りわずかになってしまったみたいで

とても残念です

 

紙ではないんですが...

2023年10月11日|お仕事のこと:work