未公開のおはなし

山下景子さんの書

『美人の日本語』を開くと

今日9月10日に記された言葉は

〝稲妻〟

でした

そこで思い浮かべたのが

9月1日放送の第202回〝まにみち〟

お届けできなかったワンシーンが、

遠くの空でびかびっか光る

稲光

でした

その動画がコチラです

 

番組の前半で

玉島八島の田園を訪ね

牧野式植物図鑑のように

稲の受粉(おしべとめしべ)を紹介し

同じ日の夕暮れに見た〝稲光〟に

「どういて〝稲が光る〟と書くが?」

というナレーションを

つける予定でした

が、やっぱりなんといっても

映像が恐ろしいので

自主規制した次第です

 

あまりの輝きに

はじめは美しさを感じて

そののち、稲光の真下の地域の方々を想像して

ただただ怖くなりました

雷雲の発生している場所を

お天気アプリで調べてみると

淡路島と神戸の間の

明石海峡あたりでした

 

〝真上〟に稲光

〝真下〟の私たち

いつ何時、どんなことが起こるか

もはや想像の域を越えた世界に

生きているのです、私たちは

 

地球温暖化の影響は確かに大きいのでしょうが

自然環境はそればかりではありません

何が問題なのか

思い込みを取っ払って

身近な暮らし方から

大切にしていきたいものです

 

 

 

2023年09月10日|まにみち:manimichi